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5.222025
これからダウンサイズやご帰国をご検討の方へ
今年こそダウンサイジングという方
ここ数年、マイホームのダウンサイジングをご検討の方も多いと思いますが、このような比較的落ち着いた均衡マーケットは、ダウンサイジングには好機と考えられます。不動産市場が活況過ぎて早いスピードで売買がされている場合、新居の購入時に他者と競合してしまう可能性が高く、価格で競り負けてしまったり、日にちなどの条件交渉などもほぼ不可能となってしまいます。また物件の成約スピードが非常に早いため、ゆっくり検討をする時間が無く、即断、即決を迫られる事になります。
自宅の売却が先?それとも新居の購入が先か?
一般的に市場が活況な時期は、①ご新居の購入→ ②ご自宅の売却→ ③決済、引き渡し、という順番で進め、逆に市場落ち着いて均衡している場合には ①ご自宅の売却→ ②ご新居の購入→ ③決済、引っ越しとう順番をお勧めしています。いずれの場合でも、①の購入、又は売却交渉時に、3ヶ月程度の長い決済、引き渡し期日を交渉し、その期限内に②の自宅売却、新居の購入を進めるようになります。
ご自宅の資産をどのようにして新居の購入に充てるか?
殆どのケースにおいて、ご自宅の売却金を使って、次のご新居の購入に充てて頂く事になりますが、これら資産をスムーズにトランスファーする方法には以下の3通りあります。
- 売買の日にちを合わせる(売買の日にちを完全に合わせ、費用を抑える)
- ブリッジ・ファイナンス(繋ぎ融資を受け、引っ越しなど余裕を持ってスムーズに行う)
- 住み替えの間に短期の賃貸を挟む(どうしても売買に日にちが合わない、改装が必要な場合など)
ご新居の契約時に保証金(ディポジット)が約5%程度必要になりますので、預貯金などが動かせない場合には、このディポジット分程度のライン・オブ・クレジットの設定が必要になります。
私物の処分について
長年蓄積された私物の山に圧倒されてしまい、ついついダウンサイジングを先送りにしている方も多いと思います。期限がない、もしくは引っ越し先が決まっていない状態で私物の処分を進めていくのは難しいですので、ある程度のお片付けが済んだ時点で先ずはご自宅を売りに出し、実際に買い手が付いてから処分を進めていくのが得策です。買い手によっては不要な家具類を引き取ってくれる事もあります。お写真などは電子ファイル化、衣服や不用品はドネーション、地域によってはガレージセール、などで事前に処分しましょう。
プランニングと売買時期
不動産の売買はこれからの2月~6月末くらいが一番多く売買されるプライムタイムで、逆に夏休みの7月後半~8月は一旦スローダウンします。秋のシーズンは9月~11月末と短いですので、やはりプライムシーズンに合わせてプランニング、実際のダウンサイジングを進められる事をお勧めします。先ずはどこから手を付けて良いかわからないという方が多いと思いますが、先ずはプランニング段階からお早目にご相談ください。
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