リノベーション・DIY情報
カナダはなんと言ってもD.I.Yの国って訳で、なんでも自分でやってしまう人が多いですね。私もその一人で今までやった自宅のリノベーションは数知れず。自宅ガレージは電動工具の山で、空いた時間もホームセンターのツールコーナーなんて事もしばしば。ここでは自分で挑戦する前に必ずチェックして欲しいポイントを説明します。思い立ったが吉日!と始めてしまって、やっちまった~!なんて事がないよう、先ずはどこまで自分でできるか冷静に判断しましょう。
チェックポイント!!
- *バイローやレギュレーション、パーミットの有無を理解し、違法な工事はしないこと!
- *配管、電気パネル、ガス関係はサーティファイドの専門家へ任せる!
- *安くあげようとすると、かえって後で高くつく場合も。安い見積もりには裏があると思え!
- *何十年も使う物は高くても高品質な物を選ぶ。
- *テレビ番組のようには行きません。専門家のアドバイスを聞きましょう。
- *インテリアデザインのトレンドを知る(新築物件などを参考に)
- *ペイントなどの仕事はくれぐれも丁寧に!はみ出すと直しが大変!!
- *リノベーション業者との打ち合わせは、具体的に細かく仕上げや仕様を指定すること
- *自分の経験や興味、体力、時間を診断してから自分でやるか、業者さんへ頼むか決めましょう
内装ペイント
内装ペイントは最も簡単に、ご自身でも充分できるアイテムです。成功の鍵はペイント前の下準備で、際のテープ貼り、電気カバーの取り外し、床の養生シートなど、丁寧に行うのがポイントです。準備ができたらローラーはゴシゴシしすぎないよう、斑なくペイントを延ばします。1度目は深追いせず最低2度塗りが必要です。テープはペイントが乾くとくっついてしまう為、早めに剥がす。
色選びが難しい場合には、小さな缶を買ってテストペントしてみましょう。
照明器具・スウィッチ類
古い住宅の場合、照明器具とコンセント類、電気スウィッチを交換するだけでもかなり新しく見えます。
フローリング
フローリングには①ラミネートフロアーと言われるプリント柄 ②エンジニアードフロアーと呼ばれる表面に本物の薄い木材を使用 ③ハードウッドフロアーと呼ばれる無垢、もしくは3層式の材木フロアーがあります。現在の主流は①か②で、余ほど凝ったデザインで無い限り無垢のフロアーは使いません。
カーペットフロアー
カーペットは専門の床屋へ頼んだ方が無難です。専用の道具で四方に引っ張りながら張らないと後でたわんでよれよれになります。
タイルフロアー
タイルの施工もやはり専門に頼んだ方が良いでしょう。レベルや目地幅など素人では難しいです。浴室などの広い範囲に使う場合には、床下暖房シートなどもあります。
キッチンキャビネット
キッチンのレイアウト自体を替える場合には土台の棚から交換が必要です。ただキャビネットのドアだけをアップデートしたい場合にはドアのみ交換が可能で、カウンターと一緒に交換すると、ずっと割安にほぼ新品のキッチンへ早代わりします。
浴室・トイレ
浴槽には浅いタイプと、ソーカータブと呼ばれる深い物があります。余り大きな浴槽はお湯を溜めるのに大量のお湯を必要としますので、あまり実用的ではありません。ジェットタブへ替える場合は専用の電源が必要になります。シャワーストールはさまざまなサイズとデザインがあります。トイレはラウンドタイプとイロンゲートと言われる縦長のタイプがあり、ウォシュレットをつける場合は通常イロンゲートタイプを取り付けます。
ブラインド・カーテン類
ブラインドは窓の大きさや形によって選びます。1インチ幅のベネチアンタイプ、2インチ幅のフォーエックスタイプ、縦型スライドタイプのバーティカルブラインド、巻き上げ式のローラータイプなどがあります。主流の2インチ幅タイプは重量があり、巻き上げた時にかさばりますので縦長の窓には不向きです。
ガレージ関連
ガレージドアのモーターが壊れてしまった場合、サービスを呼ぶよりも新品に交換してしまった方がお得な場合があります。セール品であれば$150くらいで売っています。既に既存のレールがある場合には、交換もピンやボルト数本と簡単にできます。
道具レンタル
リノベーションはやはり道具が一番重要です。いちいち全てを買う必要はありません。ホームセンターやレンタルショップを賢く使いましょう。時間単位でレンタルが可能です。
ランバーショップ
材木関連は一般のホームセンターよりもランバーショップへ行った方が種類や長さが豊富です。
プラミングショップ
配管関係のパーツもホームセンターで見つからなければ、プラミング専門のパーツ屋さんがあります。