ウィスラーの不動産

ウィスラーは世界有数のスキーリゾートとして有名ですが、近年では1年を通してさまざまなアクティビティーを楽しめる山岳リゾートとして人気があります。
日本からも毎年多くの人がスキー、スノーボード、ゴルフ、ハイキングからマウンテンバイクやパラグライダーといったアウトドアアクティビティーを楽しむ為に訪れます。リゾートの中心であるウィスラービレッジには200店を超えるショップやレストランが立ち並び、その周辺にはホテルやコンドミニアム、タウンハウスが数多く、不動産物件としても人気のエリアです。
ウィスラーの観光情報はこちらから(州政府観光局ページへ)ウィスラーの不動産
ウィスラーの不動産には大きく分けて下記の5種類があります。
- ウィスラーの不動産 5種類
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- タイムシェア・リゾート物件
- 共同所有権型不動産
- ホテル運営のコンドミニアム
- タウンハウス
- シャレー(一戸建て物件)
① タイムシェア・リゾート物件
- ハワイなどで人気のタイムシェアで、年間1週間〜10日程度の利用権があります。使える日が限定されている物もあり、プライムシーズンになるほど金額が高くなります。大手リゾート運営会社の物件では、他のリゾートとスワップできるようなプランあります。年間の維持費からすると、ホテルに宿泊するという選択も有る為、現在ウィスラーの不動産市場での流通は非常に限定的で、購入は安いですが売却が非常に難しい物件と言えます。
② 共同所有権型不動産
- 北アメリカの不動産ブームの乗り、2004年頃まで右肩上がりに上昇したウィスラーの不動産は、多くの人達にとって購入が不可能な域に達しています。そこで考えられたのが、4分の1や12分の1といった所有権を個々に販売する、Co-Ownershipと呼ばれる共同所有物件です。3ミリオンはするであろう高級シャレーをその10分の1以下のお値段で共同所有し、年間1ヶ月~3ヶ月を使用します。利用可能な時期は毎年変わりますが、世界中からオーナーが集まる為、クリスマスやお正月を除く時期は、それぞれの文化風習の違いでホリデー時期が異なり、バッティングを避ける仕組みになっています。
③ ホテル運営のコンドミニアム
- ウィスラービレッジやブラッコムベンチランドに点在し、大手のホテルチェーンなどがホテルとして運営しています。各部屋のオーナーは年間に7〜14日間程度(場所により最長56日間利用可能)の使用権があり、ホテルとしての利用が可能です。年間の稼働率に合わせ収益が各オーナーへ配当されますので、維持費の捻出もある程度見込めます。このタイプの魅力は購入時の金額が20万ドル程度からと比較的お手頃である事と、一年の大部分である不要期間を賃貸運用に回せる点にあります。日本からの場合、一番お手軽に所有できる別荘物件と言えます。
④ タウンハウス
- グレーターバンクーバーの家族層に人気の2~3ベッドルームのタウンハウスタイプ。2〜4階建ての木造建築で、プールやサウナといったアメニティー付きのコンプレックスもある。比較的ビレッジに近く、日割りで賃貸可能な物件も多くありますので、不要時期は現地の賃貸管理会社を利用して賃貸収入を得る事も可能です。部屋の広さや土地所有権がコンドミニアムよりも大きい為、価格も40万ドル以上からミリオン以上の高額物件となります。
⑤ シャレー(一戸建て物件)
- ビレッジから車で5~20分離れた高級別荘地に建つ、一戸建ての別荘物件。カナダを象徴する大きなログハウスなども点在し、コロラド州のアスペンなどと同様に、高級感溢れるリゾート別荘物件です。価格は1.5ミリオン程度から~10数ミリオンと、夢の別荘物件です。