トゥルードー新政権に変わり、中間所得層減税など新しい政策が発表されていますが、来年2016年2月15日以降、不動産のダウンペイメント（頭金）のルールが一部変更になります。20%以下の頭金で＄50万ドル以上の不動産を購入する場合、頭金の最低額が現行の5%から10%へ引き上げられます($50万ドルを超えた金額に対して）。$50万ドル以下の物件の場合には現行通りの5%でも購入が可能です。例として、$60万ドルの物件を購入する場合、$50万ドルまではこれまで通りの5%頭金（$25,000）＋$10万ドルに対しては10%の頭金（$10,000）=$35,000ドル最低必要となります。これは主にトロントやバンクーバーなど、不動産が高騰している都市の不動産市場の健全化を図るのが目的で、将来不動産価値が下がった場合でも、借り手や銀行に経済的なダメージがでないよう、少ない頭金での不動産購入者を抑制する意味合いがあります。収入が高くても、頭金のご用意の少ない方は2月15日以前の購入をお勧めします。

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